テスト

 試験的にやってみます。
萌え17文字。
キーは「手袋」で。

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ツブヤ大学「GaMe」

電子書籍部

米光講座「プロフェッショナルライティングコース」

宣伝会議で編集・ライター養成講座上級クラス「プロフェッショナルライティングコース」の講師をやる。

2010年2月27日(土)スタート。
第2・4土曜日18:00〜20:50(80分×2コマ)の全20コマ
が軸となるが、それだけじゃない。
ネット講義、課外講義、書籍作り、実践など、さまざまなことを準備をしている。

twitterでもつぶやいたけど
「出版業界は今が大チャンスで、編集とライターの仕事は、今からが一番おもしろいときだよねー。っていう話で盛り上がる昨今。ちょっと前だと、あまり賛同してくれなかったけど、最近は賛同してくれる人が増えてきた」
というのが、ぼくの実感だ。

だから、それを実践する場として、この講座をやる。
講座の仕組み自体が、エキサイティングな出版・編集・ライティングの場となるようなチャレンジをいくつもやろうと思っている。
受講生のみんなと、それを作り出したいと思っている。

というわけで、この講座は、一般的なカルチャーセンターでやっているような、文章が上手くなる式の座学の講義ではない。
「てにをは」や構成などの基礎は、実践の中で学ぶ(頭で理解するより100倍実感できるように身につく)。

「文章が上手くなるだけでは、ライターはできない」というのが、ぼくの考えだ。
自分だけの切り口、ウリになる専門性、人を惹きつけるおもしろさ、そういった力が必要となる。自分のテーマを見つけ、育てることが、この講座の出発点となる。
そのためには、受講生それぞれが、しっかりと「動く」ことが必要だ。
だから、講義中、受講している全員が、書いて、考えて、喋って、発表して、打ち合わせて、「動く」ことになる。
いや、講義中だけではない。それ以外の場でも常に考え、日々トレーニングすることになる。
ネットワークを使った学習、課題など、講座以外の時間でも学び続ける仕組みを設ける(だから、自然にネットワークを活用する方法も身につくはずだ)。

プロとして活躍している編集者に受講生の文章を見てもらったり、実際に製作する書籍の文章にチャレンジしてもらったり、公式サイトのテキストを書いてもらったりすることも考えている。
見込みがある人には、すぐに仕事として活躍してもらう。
それぐらい実践的な場も用意する。

対象は、文章を書いたり、表現したり、創作したりすることを、プロとしてやっていこう、やっていきたいと思っている人だ。(→プロであるとは、どういうことか
経験は不問。
自分の表現を公の場に出したいという意欲がある者ならOKだ。
よろしく。

もっと詳しく

「発想コロコロ塾(仮) 課外授業」

「発想コロコロ塾」「【9】欲張りパン屋と受付合理化」のページ下でも、告知されていますが、「発想コロコロ塾(仮) 課外授業」を9月12日(土)に開催します。
日経ビジネスアソシエでは、「発想コロコロ塾(仮) 課外授業」を9月12日(土)に開催します。
講師にこのコラムの著者・米光一成先生をお迎えし、「発想力のトレーニング」などを行います。
授業において最もユニークで斬新な発想をした参加者には、本コラムにおいて、米光先生との合作でコラム1回分を執筆できるという特典を贈呈します。


無料なので、ぜひ!
気楽なワークショップ形式の講義です。

コラム執筆特典は、もちろん希望者の場合です。
「執筆はしたくないけど課外授業は出たい!」という人でも参加OKですよー。
他にも、内緒の「ソニー銀行賞」があって、こちらもすごいよー、俺がほしいってぐらいです。

筆記用具だけ持ってきてくれれば、あとは、ぽいって来てくれればOKです。ぜひ。

質問と答えだけで進む

第六回目。
前回までで作ったダイアグラムを、よりよくする回。
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基本的に、チームミーティングをやりつつ、その隙間をぬって、ぼくがチームに乱入して、あれこれどんどん質問していく。
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チームの会議も、質問と答えだけで構成する「質問会議」という方法でうちあわせる。『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?』は、会議をやる人は読んでおいて損はない一冊。
実際に質問会議をやってもらうと、ファシリテーターの場作りがうまくできないチームは困惑気味だったり、ルールによって逆に身動きできなくなったりしていた。ファシリテーターの能力に大きく左右されてしまう。
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10分間講座は、PhotoShopの使い方。生徒が70人近くいるので、使い方を実際にやってもらいながら教えるのはなかなか難しそう。
でも、ショートカットやバッチ処理の便利さが伝わったのは良かった。あとは各自で復習すればいいのだから。

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抜き打ちテストをする!

立命館大学映像学部「インタラクティブコンテンツ企画実習」、5月12日五回目の授業。
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10分間講座をやってくれるよんぽさんの出演している舞台のDVDでスタート。
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「場の空気に合わせる」って話がけっこう出てくる。発表も、場に馴染まなかったとか反省する生徒がたまにいる。ので、合わせるんじゃなくて場の空気を支配するイメージで、という話を。
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「抜き打ちテストをする」「えええええーっ!」
ってやりとりを期待して
「抜き打ちテストをする!」と叫ぶが、最近の若者はそれぐらいのことでは「えええええーっ!」と言わない。
抜き打ちテストは、「富士山」「米光一成」「マリオ」「カンガルー」をリアルに描く、という四問。
ネタ元、「富士山を描くとついつい尖る」は、『単純な脳、複雑な「私」』 (←この本おもしろい!)。「カンガルーを描く」は、大倉マヤさん。
観察感想、記憶すら歪む、伝達は(当然)歪む、という話。
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製作したダイアグラムの発表。
実際に製作したダイアグラムを各チームが発表する。
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って、発表内容メモでは、どんなダイアグラムだったか全然わからんな。
一個だけ、実物を紹介しよう。個人的に一番予想をくつがえされて衝撃度の高かった作品、グラビア樹形図。立体ダイアグラムだ!
じゃーん。
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10分間講座は、よんぽさんの空想キャッチボール。あと演劇の話。
5月29日〜31日に「机上のクローン」を上演@京都市東山青少年活動センター創造活動室。(思いつきユニットL3
設定を聞いたら、めっぽうおもしろそうであったよ。

DJではじまる授業だYO

立命館大学映像学部「インタラクティブコンテンツ企画実習」、4月28日四回目の授業。
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オープニングから爆音。
「生徒が講師をするので、そのあいだ俺は休憩」という「10分間講座」というコーナーがあって、そこにDJ SHINTAROが来日じゃなくて来授業というか生徒なので出席。

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うっちーの強力な協力もあり、前日から機材セッティングもグー。教室はクラブと化し、サウンドパーティー状態(書き慣れない言葉で文章を書いおります)。
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いつもは、もっと大勢の客前でやってるのに、学校の友人がいるためか「めっちゃ緊張する」とか言ってたけど、はじまるとノープロブレム、盛り上がった。
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いくつかのテクニックを教えてもらって、やってみたり(スクラッチすら、最初はもにゃもにゃいって、なかなかきゅきゅ鳴らず)、やり始めたきっかけや、どういうふうにやってるかをインタビュー。

「10分間講座」(っても10分じゃ終わらないけど)終了しても、微熱な感じの興奮が続いて、みんな(俺も)心地よい疲労感もあり、いきなりだが10分間休憩にする。
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おたよりを読みながら、前回の振り返り。プレゼンと、その観察について。
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あとイエスアンドを実際にやってみて、むずかしかったところや、うまくいかなかったところ。それについての対処法、などを話す。
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イエスキューというのは勝手な造語だけど、まあ、相手の言うことをちゃんと肯定的に受け取って(イエス)、尋ねよう、聞こう(キュー)、ということ。具体例をあげながら、解説する。
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チームメンバーで共通点がなくてむずかしかったというおたよりには、「従来の分類方法で共通点がなくても、あたらしい切り口、補助線を使えば、見つかる」というアドバイスを具体例あげながら。
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チーム毎に、「ダイアグラム案」をプレゼンしてもらう(って書くと一文だけど、授業時間的にはここが一番長い)。
その後、チームをいったん解散して、どのアイデアを実際に作ってみたいか、どのアイデアを発展させてみたいかを考えて、再度チームを編成しなおす。
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90分×2時限、盛りだくさんで、観察感想を書いてもらう時間もなくなる。メールで送ってね、ってことにして、終了。
GW明けは、ダイアグラムの発表。

みなさんは囚人で

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立命館大学映像学部「インタラクティブコンテンツ企画実習」、4月21日三回目の授業。雨だけどがんばってやったよ。『タナカカツキのタナカタナ夫DVD』は素敵だよ。

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みんなからのおたよりを読む。イエスアンド・ファシグラ・会議のコツ、を中心にリアクション。観察感想の書き方が上手くなってきたので、読みたいおたよりがたくさんになって、時間が足りない。
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「さぁ、みなさんは囚人です。そして今は正月なのです」
と、カードを配りながら、いきなり強引な設定を宣言。
己の罪を設定せよ
AからKing+JOKERまで14段階。強いカードほど重い罪を、自分で設定しなければならぬ。
平田オリザ『演技と演出』(名著!)で知った演劇のワークショップをアレンジしたもの。
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カードを配り終わって、前にもどるときPCのイジェクトボタンに当たって、CDトレーがみょーって出てきて、わっと思って押し込んだ。
己の罪の設定を、はじめなさい!」と叫んだとき、絶妙なタイミングで「21st Century Schizoid Man」が流れた。
休憩時間用に流そうと思ってCDトレイに入れていた『クリムゾン・キングの宮殿』が、トレイを押し込んだからオートプレイで流れたのだ。
“罪の設定をしているときにあの曲を流すって演出はヤバすぎます。おかげで盛り上がって極悪な罪設定になっちゃいましたよ”という感想があったけど、演出じゃなくて偶然だったのだ。
こういうことが起こるから、生の現場はおもしろいなー。
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「水爆を日本に落とした」女の子がQueenであるという衝撃(じゃあKingは? 世界滅亡。じゃあJOKERだったら? 宇宙滅亡。宇宙滅亡したら牢獄すらないよ!)。
みんなAなのにぜんぜん罪の具合が違う(そんな微罪じゃ、罰金ぐらいで、牢獄には入らなだろーという指摘)。同じ罪レベルだと思って9とJOKERが集まる。など、ズレにズレまくってるところもあって、盛り上がる。
自分のイメージがいかにズレて伝わるか、基本的な設定がどれぐらい失念されてしまうか、集団創作における伝達の重要性について。
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次回はダイアグラム企画を発表なので、いろいろなダイアグラムを紹介。
企画案を考えてもらう。
観察感想を書いてもらって終了。

タケノコご飯400 円引
タケノコご飯400 円引

インタコンテ2009_2

立命館大学映像学部「インタラクティブコンテンツ企画実習」、4月14日二回目。
YMCK『ファミリーシアター』、ドット絵のキュートなアニメーションと音楽、まぶしい感じで授業スタート。

手伝ってもらっている生徒がどんどん書いていくグラフィカル・ファシリテーション(ファシグラに関しては八木健夫『板書の極意』をオススメ)を画面に映しながら授業をしているのだが、今回はそのファシグラを全員で書いてもらうために模擬会議。
実際に書くとその難しさやポイントが深く理解できて、ファシグラ担当よっしーのカブが急上昇(先輩すごい!はぁと)。

前回授業のおたよりを読む。ヘコんだっておたよりが数通あったので、それを紹介しながら君塚良一『脚本(シナリオ)通りにはいかない!』の“屈む、ジャンプ、ひねる、着地する”という構成法の話。へこんでもいいけど、へこんだことにへこむな。へこんでからジャンプするんだから、カッコ悪くへこんでも、だいじょうぶだよー。って話。

観察と感想がどう違うかを説明して、観察感想の実技。生徒が持っていた『ユリイカ』と『週刊アスキー』を使う。個人に聞いてから、チームで打ち合わせてもらう。

自分マトリクスでわいわいと交流。
企画会議のコツを解説して、実際に会議。
観察感想の使い分け方と、イエスアンド(『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』を参照のこと)と、ファシグラを実行実感してもらう。
どうにかしてラスト、どん!っと決めて終わりたいのだが、観察感想を書いてもらって終わるって方法だと、順次解散みたいな感じでちょっとダラっとしちゃうので、なんか考えよう。
授業後、「いっぱいいろんなことやってつかれたーよー」って生徒がキラキラした顔で言ってきたので「こっちはもっとつかれたよー」と返す。
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錦亭
錦亭

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立命館大学映像学部「インタラクティブコンテンツ企画実習」の授業がはじまった。4月7日火曜日、第一回目の授業。

The Prodigy「Spitfire 」(『グレイテスト・ヒッツ』)でスタート。

「発想の基礎、表現とは何か」という根底部分の話とワークショップ。どういう実習か。成績は加点方式で、いっさい減点はしない。失敗を歓迎する。発想とは何か。オリジナリティとは。
集団創作ってどうすればいいのか。インタラクティブとはどういうことか。おまえはだれだ(by『CURE』名作だ見ろ)。
などなど。
一回目は定番ネタ。この回でみんなの様子を観て感じて、それ以降の授業をどうするかの細部を決める。七十七人の受講者で、教室は満杯。去年単位を取ったけどおもしろかったからまた、ってもぐってる学生もいる。

教科書は、米光一成『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』だ。

手伝ってくれる学生のグラフィカル・ファシリテーションが、回を重ねるごとにメキメキ上達してくる(予定)なのも、見どころ。

去年みたいに、怒られたり(音漏れする教室だったので音がうるさいと怒られた)、授業中に携帯電話が鳴ったり(俺の)、学生の独唱が響き渡ったり、といったハプニングが今年は少なかったな。次回はハプニング起きるよ(きっと)。
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interconte2009_1c
よろしくね。

帰りの新幹線でお弁当
関連:2008年の授業1回目